真の優しさとは
こんにちは、atoです。
今回のテーマは、「真の優しさ」について。
体や気持ちに余裕があるときは、誰でも他者に優しくなれると思います。
「真の優しさ」とは、自分が極限まで追い詰められていても、自分が傷ついたときでも、(自分のことではなく)相手に優しくできるか、相手のことを考えられるか、それがまず1つだと思います。
また、自分が好きな相手には、誰でも優しくできると思います。
自分を嫌う相手、自分が気に食わない相手に対しても、優しくできるか、それが私が理想とする「真の優しさ」です。
さらには、誰しも自分には優しくできると思います。見返りを求める優しさ、好意を得るための優しさも。
「真の優しさ」は、無私の心で利他のみを考える、自分が好かれることも期待しない(むしろ、自分は嫌われても、相手のプラスになることを考える)ことだと考えています。
その意味で、「真に優しい人」は、「真に強い人」でないとなれないと思います。
「強い人」とは、外見的な意味や、攻撃的という意味ではなく、どのような状況でも、他者や周囲に影響を受けず、本来の自分を保てる、本能・感情を理性で制御し自律できる、という意味です。
自分が追い詰められたり、傷ついたりした時に、人に当たったり、人のせいにしたり、人の悪口を言ったり、人を攻撃しないと自分を保てないようでは、「真に優しい人」にはなれない。
自分の好きな人だけ贔屓したり、気に食わない人を攻撃したりするようでは、「真に優しい人」にはなれない。
自分の利益のために相手に優しくするようでは、「真に優しい人」にはなれない。
それでは、「真に強い人」になるためには、どうすればいいか。
「真に強い人」になるためには、真に苦しい経験をし、その中で内省と気づきを繰り返す。
それにより、自分を知り、良いところだけでなく悪いところ、嫌いなところも含めて、心から受け入れ、その結果として、真の自信を得る。
また、心から納得できる行動指針を決め、ぶれない自分とする。
そうすることで、「真に強い人」になれるのだと思います。
ato
行動指針
こんにちは、atoです。
突然ですが、私は、絶対にぶれない心から納得した、かつ、自分の特性に合った、以下の3つを行動指針として、日々仕事をしています。
・目の前の仕事に誠実に一生懸命
・正しい状態で、正しいことを
・すべての人に優しさを配る
それでは、「一生懸命仕事をする」とは具体的にどういうことか、「正しいこと」や「優しさ」とは具体的に何か、ということを掘り下げていく必要があります。
それは、現在進行系で深めているところであり、今後の投稿でご紹介していきたいと思いますが、この行動指針があると、
・何か迷いがあるときに立ち戻ることができる(道標になってくれる)
・他者に何を言われても、どんな状況でも、自分が右往左往することなく、終始首尾一貫した言動を採り、自信を持ってその方向へ進むことができる
と感じています。
その結果、他者から信頼を得ることができ、また、他者からのネガティブな反応にも強くなれると思います。
組織には、ミッション・ビジョン・戦略があります。
個人にも、同様の考え方を当てはめ、行動指針にもとづき言動を発していくことが重要だと思います。
ato
本ブログの趣旨
はじめまして、ato(エイト)と申します。
日本で約15年間、公務員をしています。
その間、アメリカで修士号、日本で博士号を取得しました。
これまで人生を歩み、一度は自信を持った能力(論理性、頭の回転など)が、その後の人生において、ことごとく他の誰かに打ち破られてきました。
その結果、そのような能力では自分は勝負ができないのだと気づきました。
そのような中、幸いにもまだ「誰にも負けていない」と感じている特性があります。
それが、「優しさ」です。
「優しさ」にも色々ありますが、厳しさの中の温かさといった意味合いより、寛容さ・包容力・利他・穏やかさ・おおらかさといった意味合いに近い優しさです。
そして、それが、自分が職場においてリーダーシップを採る際、職員のモチベーション向上や職場の安心・安全な環境整備に、大きな大きな武器になっています。
優しさのオーラをまといたい、たとえどんなに自分に余裕がなくても、また、自分を嫌う相手に対しても、いつでも優しさで包める人になりたい、そう心から想っています。
私は、優しさとは何か常に考え、実践し、追求してきました。
このブログは、その過程における内省や気づきを共有させていただくものです。
優しさとは何か模索している方、優しさを向上させたい方、優しさを前面に出したリーダーシップスタイルを職場で発揮されたい方、などに向けたブログです。
(なお、海外の著名大学でリーダーシップのcertificateも取得しています)
少しでも、楽しんでお読みいただき、お役に立たせていただければ、有り難いなと思います。
よろしくお願いします。
ato